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「盗聴事件」の解説ページ。


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ホーム > 盗聴関係 > 盗聴事件
盗聴事件

社会的に大きな話題となった盗聴事件をいくつかここでは挙げてみる。

ウォーターゲート事件

1972年、アメリカでの事件。当時野党だった民主党本部のウォーターゲート・ビル(ワシントンD.C.)に、不審者進入の形跡を警備員がみつけ、警察に通報したことから事件は始まる。野党本部での盗聴だった事と、盗聴にかかわった人物の中に大統領の選挙にかかわった人物が含まれていた等、ワシントンポストなどの取材により当時の大統領であるニクソン大統領とその近辺(ホワイトハウススタッフ等)が盗聴について関与を追求された。この事件により、現役大統領が任期中に辞任に追い込まれたのは、ニクソン大統領が合衆国初である。

共産党幹部宅盗聴事件

1985〜1986年、日本共産党国際部長宅の電話に雑音や品質低下がみられ、日本電信電話局(現在のNTT)に問い合わせし職員が調査したところ、盗聴されている事が判明した。盗聴していたのは、神奈川県警察警備部公安第一課所属の複数の警察官で、盗聴されていたのが、共産党国際部長宅であった為、党本部や外国の団体との連絡内容収集が目的だったとみられている。
この事件により公安警察の存在が明らかとなり、又、最高裁での「公務員職権濫用罪」の解釈が論議をよんだ。

武富士盗聴事件

2003年、消費者金融大手「武富士」の会長が、自ら指示し探偵業者を使い、会社に批判的だったジャーナリスト宅の電話を盗聴した事件。盗聴されたのは、1人だけでなく、十数人程度の盗聴を指示していた。事件の露呈は、当事者の「内部告発」によるもの。また、ジャーナリストだけではなく、社内にも盗聴器は仕掛けられていた。